築100年の古民家で製造される完全ハンドメイドリキュール
伊勢屋酒造 代表 元永達也(モトナガタツヤ)
Profile
大阪出身の元永さんは、10年間バーテンダーとして渋谷や新宿で勤務後、海外でもバーテンダーとして活躍。
多くの蒸留所を見学した中、フランスとスイス国境沿いの町(トラヴェール)で、飾り気のない街や人柄、小規模で造られるお酒や農業に魅了される。
コロナ前には、相模湖によく訪れており、バーテンダー当時の上司の実家である、築100年の古民家(小原 伊勢屋)の屋号を引き継ぎ製造場としている。
lineup
レギュラー商品は、ハーブ酒の「SCARLET Aperitivo(スカーレット アペリティーボ)」。フレッシュなハーブ、乾燥ハーブ、世界のハーブ、元永さんが畑で育てる薬草を使用し、製造から瓶詰まで全てハンドメイドでおこなわれる。
Aperitivoとは、食前酒の意味で胃を刺激し食欲を増進させ会話を弾ませるきっかけになるよう、古くからラテン文化圏で馴染みのある週間。食後酒、炭酸割り、カクテルでも美味しく頂ける。
国産ウイスキーの空き樽で半年から1年未満の熟成したものを瓶詰する。
季節限定品の愛媛産のブラッドオレンジを使用したリキュールは、70人のボランティアの協力により、しぼったり皮を剥いたり、丹精込めて造られる。夏にはミントバージョンも。
Obsession
革新的な技術は使わず、時代と逆行した、完全ハンドメイドの製法にこだわっていると語る元永さん。
パッと見ただけでは気付かないが、ボトルラベル下部には「MAIDO OOKINI HONMAMON ELIXIR」と記載され、読みは「まいどおおきに ほんまもん エリクサー」と読むなど洒落が利いていて、大阪人である元永さんの人柄やこだわりが感じられる。
エリクサーとは、RPGでいうところのHP(体力)回復アイテムを意味し、薬草酒の最高峰という思いが込められている。
liqueur
伊勢屋酒造さんで造られるお酒は、ジャンルで言うと「カンパリ」に似ている。もとを正すと、カンパリも薬草酒。ストレートで飲むよりは炭酸で割るのがポピュラーな飲み方。冬だとお湯割りもおすすめ。
「SCARLET 相模湖限定ボトル」も販売中。
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橋喜&美々栄酒店(ハシキ&ヴィヴィエサケテン)
神奈川県相模原市緑区与瀬382
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